- Uzbekistan Texstyle /ウズベキスタン
- 2023年10月14日
Rishton青い陶芸の里『リシタン』
マルギランの絣工房の見学を早々にして車で西へ約1時間、陶芸の里『リシタン』へ向かいます。
日本でいう「有田」や「伊万里」「益子」のように生産地名が陶器の意味を持っているような町です。現在はウズベキスタン国内で生産される陶器の約90%がここで作られているそうです。
ウズベキスタンで見られる青く細やかなアラベスク文様が施された陶器やタイルなどは「リシタン・ブルー」とも呼ばれます。
この国へ来てから、観光地で並んでいる陶器も「リシタン」と言っていましたが、アトラス風の柄のコップやスザニ刺繍を意識したザクロの柄など、可愛らしく低価格で少し飛びつきたいと感じるほどの物でしたが、そういった品々はソ連時代に作られた工場による量産系の皿やカップなのだとここへ来て知りました。
リシタン国際陶器センター
2021年に陶器の絵付けから窯焼きまでを集約して一貫した製造プロセスを見学できる場所としてオープンしたそうで、何軒ものショップや工房が並んでいます。
- 日本の人間国宝のような「ムハンマド トジャリエフ(MUHAMMAD TOZHALIEV)」さんの作品
- ザクロがモチーフの作品
絵付けを見学
陶芸センター内を案内してくれた方の工房で絵付けを見学。リシタンには「Noriko学級」という日本の方のサポートによる日本語学校があり、日本語ペラペラです。ここの工房は建物の修復用のタイル制作も受けているようです。
- 下書き無しで絵付けはじめ
- どんどん進む
- ここまで数分で絵付けした
- ちゃんと色分けしてあっという間に完成。スゴイ!
- この工房で焼きあがったお皿。ステキなブルーに仕上がり
- タイルを額縁に入れて
- こういった建物の修復用のタイルも作成している
- お皿は買えないので、青い小さなタイルを買ってみた