- India Gujarat Ⅱ / インド グジャラート <2>
- 2017年12月
Introduction はじめに
2017年の年末12月27日から2018年1月3日、インドのグジャラートへ行ってきました。
帰国後、家族にいろいろあったので、旅行記スタートが少し遅くなりました。
グジャラートは2008年末に私がインド国内で一番最初に訪問している場所。この旅行をしてから私はインドのとりこになったわけで、すでに9年、6回も旅行に行ってます。ここ数年は、急激な経済的な変化があるはずで、変わってしまっているのかなぁ~。。
グジャラートはインドの一番西側で、マハトマ・ガンジーさんの生誕地だとか、インダス文明の遺跡などが残るものの、日本国内でインドの観光地としてはあまりメジャーな場所ではないです。今回も空港以外でほとんど日本の方と会うことが無かった。
ただ、現首相のモディさんの出身地なので、昨年(17年)9月に安倍首相がインドを訪問した折に、この地で会談し「アーメダバードとムンバイを結ぶ高速鉄道を受注した」というニュースでなどで地名を聞いたことがあるという方もいるでしょうか?
私の前回のグジャラート旅行は奥地の民族を知るのが目的。もともと民族衣装に興味があり、さまざまな衣装で今もなお生活をしている人たちを見ることがメインでした。その時にはサラ~っとみた「階段井戸」に施された、ヒンドゥーの神々のシヴァやビシュヌの名前でさえ初めて聞くという状態で、その建造物の大きさに圧倒されるものの、イマイチよくわからない状態での旅行でした。でもその後、数回のインド旅行で見、聞き、調べて得た知識の中で他のインドの宗教的な建造物を見るにつれ、そちらに興味も移り、どうしてももう一度、またゆっくり見てみたいと思う場所になっていたのです。
そして、2014年、家の近くの製糸場が世界遺産に認定された話題の中で、同時期に認定されたこのグジャラートの「ラーニキ ヴァヴ(女王の階段井戸)」のニュースを耳にして、やっぱりもう一度旅行しようと決心をしたのです。
-
今回も空港直行バスアザレア2番で成田空港へ。出発寸前まで持ち物の準備ができて、大きなトランクの荷物と一緒に空港へ行けるのは本当にありがたいです。
でも、朝アザレアに乗る前にちょっとした事件が発生です。藤岡ICの駐車場に車を停車したその瞬間「カードキーのバッテリー切れ」エラーが車内に鳴り響きました。こんな早朝に「どうしよう。。」不安が広がりながらも車の扉は無事に閉まったので、急いでバス乗り場へ。
落ち着くために自販機でお茶でも。。と小銭を用意していたら、今日に限って10分以上も早くバスの登場に慌てて乗り込み出発です。
成田へはかなりスムーズに。今回もエアインディアの直行便でデリーから入ります。
毎回「機内食がね~~」と思うけど、直行便は時間的に本当に楽なので長期旅行でないツアーではうれしいです。
空港に到着し搭乗手続きの列に並ぼうとしたら、オリッサ旅行で一緒だったT女史と会いました。
オリッサ旅行中に「インドの階段井戸には絶対行った方がイイです。私ももう一度行きたくって。。」とオススメしたこともあり、「もしかしてこのツアーでお会いするのでは。。」と思っていたただけに、今回、ご一緒できて楽しい旅行になりそうです。
車、バス、飛行機と、まる一日以上乗り物に乗り続け、最初に体調悪くなるのは毎回で、心配しながらもデリーに到着。
他の方々が夕食に集まる中、申し訳ありません。。。と明日に備えて早々と眠りにつき、この旅行がはじまりました。